学校歯科の講演をしてきました。

2011/01/13に学校歯科委員会からの講演依頼があり矯正歯科について講演してきました。
対象は小学校、中学校の養護教員と学校歯科医です。
学校歯科検診で不正咬合の項目が取り入れられています。

しかし、検診基準はあるものの、学校歯科医によって判断がまちまちで、なかなか統一した見解での検診にはなっていないようです。

そこで今回は、学校歯科医師会での検診基準の再確認する内容の講演と私たち矯正歯科専門医が日頃、臨床で実際に不正咬合を治療している立場での目からみた早期治療が望ましい症例についてお話しました。

正治療は第1期(成長期の治療で乳歯列、混合歯列での治療で永久歯列になっても成長によっては第1期を継続する場合があります)
第2期(永久歯列になってから最終咬合を獲得する治療)にわかれ、むしろ成長期における第1期治療が重要な話をしてきました。

つまり、第1期治療(早期治療)していれば、手術しないですんだかも知れない事や、第2期治療の結果が違ってくるとこをお話しました。

私は近くの学校のPTAからの依頼で矯正歯科の話をよくしにいっています。
一般歯科医も矯正の事がよくわかっていなく、間違った情報を持っている父兄が目立ちます。

これからももっともっと、このような講演や広報活動をやって行きたいと思っています。